家族の肖像(5)コムスン問題で大揺れ!介護保険法改正1年の現場リポ〜
進まない介護予防事業で老人クラブが活躍
進まない介護予防事業で老人クラブが活躍
改正介護保険スタートから1年余り。
大きな柱である「介護予防」が、計画通りに進んでいない現状がある。
介護一歩手前の「特定高齢者」を地域から選定する作業がほとんど進んでいないのだ。
国の「全高齢者の5%」という目標が、わずか0.4%。広島県に至っては0.17%という結果・・・。
そんな中、介護予防で新たな取り組みを始めたのが廿日市市大野地区。
地域の老人クラブが市から委託を受け、現在「介護予防トレーニングリーダー養成講座」を開いている。
終了後は、講座を受けた23名がそれぞれの集会所などで、高齢者に指導を行う予定だ。
老人クラブ「万年青(おもと)会」の活動を通して、介護予防事業を考える。